院長コラム 『ゴットプレゼント』

『ゴッドプレゼント』

 

僕はあるところで毎年期間限定で数回に渡り講義をしていますが、その最終回の講義の終わりに必ずしている話があります。それはある手術教科書の前書きに著者が書いている話というか物語。

 
タイトルは『ゴットプレゼント』。

 

 

今では眼科医なら誰もが知る永原先生という白内障手術のトップサージヤンの話。

 

永原先生は、眼科開業医の長男として産まれ継ぐことを期待され、医学部に進み何となく眼科医になります。

 

眼科に興味が持てない中にも、幼少期からの手先の器用さが活かせる白内障手術にのめり込み、持ち前の素質と努力からどんどん手術が上達していきます。

 

しかし、当時の医学界での評価は、『論文を書いてなんぼの世界』。いくら手術が上手くても評価はされず、一度は手術が嫌いになってしまいます。

 
そんなある日のこと、大学の手術室に海外からある眼科機械メーカーの社長が見学に訪れます。そこで、永原先生の手術を見たその社長がある手紙をおいてゆくのです。その手紙を開けてみると次の様なことが書かれていました。

 
『ドクター永原、あなたは素晴らしいゴットプレゼントをお持ちです。是非大切にしてください』

 
この手紙を読んで自信を持った永原先生は、手術にさらに精進し、今や眼科医なら誰もが知る存在に上り詰めるのです。
本の中で永原先生は語っています。『人は誰しも神様から必ずプレゼントをもらっている。でもその中身は人それぞれまったく違うものである。なのでそれに気付いたら、大切にして欲しい』。

 
これを読んで僕は思いました。永原先生の様に人から教えられて気付く人もいれば、自分で気付く人もいる。どちらにしてもいつも素直な気持ちでアンテナを張って生きていくことが自分のゴットプレゼントに気付く早道なのかもしれない。そして気付いたら、一生大切にして生きようと。

 

 

でもそれには今を必死で一生懸命に生き切るとこなんだと思いました。その上で『素直に生きる』ことを継続していれば、きっと気付くはずたと思っています。今日も『ゴットプレゼント』が何なのかアンテナを張って頑張っています。

 
今日も1日スッキリした目で、いい笑顔、いい1日になりますように😄。