院長コラム 『ライバルは自分と言い切る13歳』 2023.6.28

院長コラム 『ライバルは自分と言い切る13歳』

514日に行われたXゲームズ において、13歳の小野寺吟雲選手13歳がスケボー男子ストリートで初優勝しました。

この小野寺吟雲くんの初優勝後のインタビューを見て凄いインパクトを感じました。久しぶりにスポーツ選手の言葉に衝撃を受けて、しかも13歳の中学生の言葉に心動かされたので、コラムにしました。

小野寺吟雲くん(以下、吟雲くん)の優勝後のインタビューにおいて、インタビュアーが質問します。「吟雲くんにとってライバルは誰ですか?」、吟雲くんは、真剣な顔で「ライバルは自分です」と答えるんです。

この「自分がライバル」というコメント、使い古された感があり、逆に恥ずかしくなってしまうようにも思えるコメントとも取れるのですが、吟雲くんの表情や眼差しは真剣そのものでした。質問のために用意しておいたコメントでもなく、真剣そのものであり、迫力さえ感じました。

調子が良いとつい怠けたくなったり、疲れるともう限界思って練習を怠けたい、練習意外にもやりたいことはいっぱいあるはずで、逃げ出したい自分も必ずいるはずなんです。しかし、そんな自分をライバルにして、そんな自分に負けまいとする覚悟を感じました。

エンジェルスの大谷翔平選手にも聞いてみたい気がしますが、きっと同じことを言うのではないかと思います。彼も色んな欲は当然あると思います。しかし、そんな自分をライバルにして自分に負けない様にしているのではないかと思います。

さらにインタビュアーが質問を続けます。吟雲くんは、どんな大人になりたいですか?」と聞くと、吟雲くんは答えます。「電車で席を譲れるような格好いい大人になりたいです」と言い切ってました。

その後に吟雲くんは続けます。「ご老人の方に席を譲らず座り続けているなんて、めちゃくちゃカッコ悪いじゃないですか。僕はそう思うんです」とサラッと話していました。親がしっかり教育したのもあると思うのですが、本人がとても素直なんだと思いました。

吟雲くんや大谷翔平選手の様なアスリートに憧れる子供達は沢山います。彼らの行動や言動をカッコいいと真似をする子供達もきっと沢山出てくるはずです。そう思うとこれからの日本はとても期待できるのではないかと思う今日この頃です。

吟雲くんの言葉を思い出しながら、今朝も眠たい目を擦りながらもやるべきことをやることにしました。皆さんも自分ライバル、頑張りましょう。

『うれしい、楽しい、大好き、きっと上手くいく、ついてる』良い言葉を使って、自分も周りの人も幸せにしちゃいましょう。

今日一日が良い日でありますように。