白内障手術と多焦点眼内レンズの費用や保険適用についてご説明します。
手術費用と保険適用
手術費用は、選ぶレンズによって異なります。
●単焦点レンズ:保険診療
●多焦点レンズ:選定療養(一部保険適応)
選定療養について
多焦点眼内レンズを使用した白内障手術は、保険外診療であり、以前は全額自費負担でした。
しかし、2020年4月より、選定療養といって保険医療に追加費用を支払うことで、保険外診療が受けられる制度が適応されたことにより、より身近な医療となりました。
単焦点眼内レンズ使用の白内障手術 負担額
手術が保険診療になるため、健康保険の対象となります。下記に片眼の手術費を示します。両眼の場合は下記費用の倍額となります。
1割負担の方で約15,000円
2割負担の方で約30,000円、
3割負担の方で約45,000円となります。
多焦点眼内レンズ使用の白内障手術 負担額
負担額は、下記①と②の合計額となります。
①手技代(保険適応の部分):➡手術当日に現金でのお支払い。※クレジットカードも使用可能です。
・片眼で、1割負担で、約15,000円
2割負担で、約30,000円
3割負担で、約45,000円です。両眼は倍額になります。
②多焦点眼内レンズ代(自費の部分):➡手術3-4週間前までに口座振り込みでのお支払い。
『多焦点眼内レンズによる白内障手術は、クレジットカード使用不可』となります。ご注意ください。
多焦点眼内レンズの種類 | 金額 | |
---|---|---|
片眼 | 両眼 | |
A.テクニス シナジー | 310,000円 | 620,000円 |
B.テクニス シナジー 乱視用 | 330,000円 | 660,000円 |
C.パンオプティクス | 270,000円 | 540,000円 |
D.パンオプティクス 乱視用 | 300,000円 | 600,000円 |
E.ビビティー | 270,000円 | 540,000円 |
※上記の乱視用は、目の状態に合わせて、必要かどうかをこちらで判断し、お話します。