院長コラム 『自分のつむじ』

『自分のつむじ』

 

今日は、『自分のつむじ』についてのお話。

 
先日、辻秀一さんの講演を聞く機会がありました。北海道大学医学部を卒業し、内科医からスポーツ心理学を専門とし、メンタルトレーニングを行っている方です。

 
『良いパフォーマンスは、いかに自分を上機嫌な状態に保つかである』という話でした。

 
宮本武蔵は『人はとらわれの生き物』と言っていたそうです。

 

 

人(人の心)は、外界にからの影響にとらわれやすい、影響を受けやすいということです。

 
しかし、その影響をキャッチするのもしないのも、実は自分で選択できるのです。

 

良い影響は良いのですが、悪い影響に接した時にどうするかです。結論から言えば、悪い影響をそのままキャッチしない自分をつくることなんだそうです。

 
スポーツで言えば、状況の悪い中で勝ち続けるためのトレーニングになるわけです。でもこれはスポーツだけでなく、実生活にも応用できる話なんです。

 
例えば、ピンチが生じた時に、ピンチをそのままピンチと受け取り暗い気持ちになる人。これはその後のパフォーマンスは当然落ち込みます。

 
対して、ピンチをチャンスと受け取けとる人は、どうでしょうか。当然、その後良いパフォーマンスに繋がっていくはずです。

 
そんな心の状態、いわゆる『機嫌』をいかに良い状態に保つかが、全てのパフォーマンスを左右するということでした。

 
では、自分の機嫌を良く保つコツは何なのか。その一つとして、何があっても心の中で『ありがとう』とつぶやくことなんだそうです。このつぶやきを訓練して習慣化することが大切なんだそうです。

 
早速実践してみようと思います。
今日も1日いい笑顔????、いい1日でありますように。