院長コラム 『コンタクトのトラブル予防の巻』

『コンタクトのトラブル予防の巻』

 

コンタクトレンズのトラブルで多いのは、やはりアレルギー性結膜もしくは感染性角膜炎です。これは、レンズ表面に付着した蛋白や細菌などが原因となっています。症状としては、コンタクトレンズがずれる、眼痛、霞み、違和感など色々な症状が生じます。

 

2weekやワンマンスなどのケアが必要なコンタクトレンズを使用している患者さんにとても多い印象です。

 

皆さんはレンズケア用品での消毒をされていると思います。しかし、それだけでは十分でないのが、現状のケア用品の実力という事になるようです。では、どうすればいいのか。その答えは次の4つになります。

 

1.レンズを触る時は、必ず手を洗う。
2.レンズは消毒前に必ずこすり洗いを行う。
3.レンズケースもこすり洗いを行う。
4.2週間に1度はレンズケースを天日干しする。

 

これが理想のコンタクトレンズのケアになります。

 

ならばone dayコンタクトレンズにしようという方もいらっしゃると思います。しかしそこはご注意を。寝たまま使用したり、長時間使用したり、同じコンタクトレンズを数日に渡って使用するなどの誤った使用方法により、one dayコンタクトでもトラブルになる例はたくさんあるんです。

 

正しい使い方、正しいケアがやはり基本になります。当たり前と思うかもしれませんが、これがやはり王道なんです。

 

生涯を通して綺麗に見るためには、透明な角膜が必要です。一生に一枚の透明な角膜を是非大切にして欲しいです。それには、定期的な眼科受診がとても大切です。

 

今日も一日いい笑顔????で、いい一日になりますように。