院長コラム 『毎日成長したい』

『毎日成長したい』

今日のコラムのタイトルは、『毎日成長したい』です。

これは、誰しもが思っていることではないでしょうか。これについて僕が実践している方法を、今日は紹介します。

結論から申し上げると、毎日成長したければ、『起こることすべてを、自分のせいにする』ことではないかと思っています。

日々、うまくいかないことがあると、つい時代や環境、人のせい、いわゆる他人のせいにしがちですよね。自分のせいでは無いと思っちゃいます。

それはそれでいいのかも知れませんが、ひとつだけ良くないことがあります。それは、ストレスが溜まることです。それともう一つ、他人のせいにすると解決方法を見つけなくなってしまいます。

よくものの本には、『他人は変えられない、変えられるのは自分自身だけ』なんていう言葉が書いてあります。本当にその通りです。他人の考え方が変わるとしたら、相手がその問題に気づいた時だけです。変わるのを待ったところで、いつになるかは分かりませんし、変わる保証もない訳です。

生じる問題を考えて分析してみると、時代、環境、他人と自分の間で生じる問題は、その原因が100%相手にあるということは、実はない気がしています。

例え、100%相手に問題があるとしても、そこは自分想像力で自分にある問題を1mmでも見つけるようにしています。そして自分に問題があったんだと思うようにしています。

なぜそんな考え方をするのか?。

それには、2つ理由があります。

1つは、ストレスが溜まらないことです。自分に問題があったと思い、自分が悪いと自分を責めても2日と続きません。その代わり、自分の責任と割り切って思い込む決意が必要です。一度そう思ったら、その決意は二度と変えません。そうするとスッキリして諦められますし、ストレスがまったく溜まりません。自分のせいだから、他人を責めようがないですから。

もう一つの理由は、自分に問題があるとして、その問題を解決するにはどうすれば良いかを考えます。なので、必ず自分自身が成長できる点です。次は同じ失敗はしなくなりますし、良いことづくめです。

先日は、80歳の患者さんに目薬をさす回数をお話しして1週間後に来て頂きました。患者さんは全く治っていないとのことでしたが、よくお話を伺ってみると、目薬を日に4回さすところを1回しかさされていませんでした。

しっかり説明したつもりでしたが、これは僕の説明の仕方に問題があったと反省しました。これが自分のせいにするです。

患者さんには、『僕の説明が足りなかったです。申し訳ありませんでした。』と謝りました。もう、ここまで言って自分のせいと決め込んだら、考えが戻ることはないんです。この時点でとてもスッキリした清々しい気持ちになります。

それで改善策として、高齢の方で複数目薬をする方や少し不安な患者さんには、目薬の名前と点眼回数を書くメモを用意して書いて差し上げることにしました。

このメモを作成してから、目薬のし忘れの方がとても減りました。僕も患者さんも笑顔になる、とても良い方法です。こんな感じで日々成長に結びつけています。

ストレスがなくなり、成長もできますから、いつも清々しく、笑顔で毎日が送れています。皆さんも是非やってみてください。

『うれしい、楽しい、大好き、きっと上手くいく、ついてる』良い言葉を使って、自分も周りの人も幸せにしちゃいましょう。

今日も一日いい日になりますように。