院長コラム 『人によく道を聞かれる人ってどんな人』 2023.3.2

院長コラム 「人によく道を聞かれる人ってどんな人」

よく人に道を聞かれたり、人によく頼みごとをされる人って、どんな人なんだろう。ふと考えてみたくなりました。

まず、自分が道を聞く側の気持ちになって、自分が人に声をかける時にどんなことを考えているか思い出しながら考えてみました。

笑顔な人。

まず話かける前の段階で、その人の表情を観察しているものです。いきなりは話しかけないでその前をよく観察しているものです。人と話している時の表情や話し言葉もきっと無意識に観察しているものだと思います。その中で怖い表情か厳しい表情をしている人は、自然と選ばない気がします。それは単純に話しかけにくいからです。

動作がゆっくりで丁寧な人

まず、そそくさととても忙しくしている人には話しかけない気がします。それは、断られそうだからです。ゆっくりと落ち着いて丁寧そうな人はどこか気持ちに余裕がありそうで、話しかけても嫌がられないのを直感的に感じでいるからかもしれません。

明るい人

笑顔な人と重なりますが、なんか運が良さそうに見えるからでしょうか。笑顔で明るい人はそれだけでも魅力的ですし、話しかけたくなるものです。また、頼み事をしても快く受けていただけそうですよね。

これは、人に頼られる人の特徴の様な気がします。人に頼られるというのは、人間にとって一番の喜びなのではないかと思っています。逆に頼られない人生、人に必要とされない人生はきっと寂しいです。

これってお店も一緒ですよね。お店の店員さんが、いつも笑顔で、丁寧で、明るかったら、ここは良いなあ、また行きたいなあと思いますよね。だから、当然お店は繁盛しますよね。

僕が大学病院や出張病院で外来診療をやってきた時の話です。僕の上司はとても沢山の患者さんを診察していて、経験こそ大切と感じていたので、どうしたら上司の様に沢山の患者さんが来てくれて、喜んでくれるのかを常に考えて診療していました。

勿論、どんなに頑張っても給料は変わらないのですが、どうせやるなら、患者さんを喜ばせて沢山の患者さんに来て欲しいという気持ちで日々頑張っていました。

ある時、個人商店を営んでいるみたいな感覚になりました。それは大学や開業医先生の眼科医院にいながら、自分の眼科を開業している様なイメージでした。その当時は自分が個人開業することはまだ考えていなかったのですが、診察診断や説明の工夫など、いかに簡潔に印象に残る説明をしてわかりやすく、患者さんが喜んでくださる診療を心がけていました。

とにかく丁寧に、笑顔で、よく話をお聞きして何に困っているのかをとことん伺って、それに対して的確な診断と治療を提供することを心がけていました。そうしているうちにだんだんと僕の外来に来てくださる患者さんが増え、貴重な診療経験を沢山積ませて頂きました。その経験が今のはるやま眼科にとても役立っているんです。

人に道を聞かれるように、これからも患者さんに頼って頂ける様なはるやま眼科を目指して日々努力していきたいと思っています。これからも宜しくお願い申し上げます。

『うれしい、楽しい、大好き、きっと上手くいく、ついてる』良い言葉を使って、自分も周りの人も幸せにしちゃいましょう。

今日一日が良い日でありますように。